みんなの公園訴訟 ——高層マンション建設許可執行停止申し立てが行われました

2022年9月 大阪裁判所に、JR島本駅西に新たに建設される高層マンションの建設許可の執行停止を求める訴訟が起こされました。

現在、JR島本駅西の土地は、土地区画整理法において開発がすすめられています。

事業概要 | 島本町JR島本駅西土地区画整理組合 (shimamoto-kukaku.com)

土地区画整理事業とは、公園など公共施設の整備や、宅地の利用を増やすことを目的とする市街地開発事業です。そして土地区画整理法(施行規則9条6項)では居住人口一人あたり3㎡以上とする公園面積が基準として決められています。島本駅西の計画によると、計画人口1250人公園面積が計4442.83㎡で、この基準は問題なくクリアーされるはずだったのですが、処分地域に集合住宅(362戸)が計画されていることがわかり、まずこの地域だけで、人口が1086人(363戸×3人)となる想定となります。そのうえ、他の宅地予定の地域が開発されれば法律の基準を大きく超える見込みです。

この訴訟は、適正な公園面積、島本町民にとっての「みんなの公園」を求め、違法な開発計画となる建設許可の取り消しを求めるものです。

(訴訟の経過は順次更新の予定です。)

sdr